待望の‼︎

今年5月に、待望の第一子が誕生した。

41歳で。

遅っと思われるだろうが、そもそも結婚が38歳と遅いので仕方ない。

きっと自分は結婚しないで一生孤独の身なのだろうと思っていたくらいなので。

結婚したらすぐ妊娠するだろうと思っていた。

しかし、なかなか授かれず、とうとう大学病院に紹介状書いて貰って不妊治療するはめになるとは思ってもみなかった。

その大学病院には、別の件で通院していた。

ある日、先生から不妊治療を考えてみては?と言われて、主人に相談して、近所の婦人科に通うことにした。

当初主人は、不妊治療なんて受けなくても授かれるだろうと思っていたようだった。

だが、自分は結婚の時点で38歳と高齢で、免疫力なども低下しているだろから、何事もなくても受診した方がいい、と力説して、君がそんなに言うならやってみればいい、と半ば強引に許可を得た。

K婦人科初診。先生から初めに言われたことは、治療を急ぐなら、不妊治療に力を入れているTクリニックに紹介状だすよ?と。

地元では有名な不妊治療クリニックなので名前は聞いた事あるが、私はここの先生の対応が好きだし、ちょっと通えば妊娠するだろうと思っていたので、紹介状は書いて貰わないことにした。

だか、治療の成果は見えず、治療の過程で男性側に問題があるかもしれないから大きな病院で精密検査してきなさいと言うことになり、転院することになった。

今思えば、転院してよかったなと思える。

初期流産も経験したし、最終的には高度不妊治療を受けて妊娠、出産することができたのだが、生まれてきた赤子は呼吸障害で乳児集中治療室(NICU)に入る事に。NICUがない個人の産院だったらどうなっていたのだろう。

そんな事を考えれると、ぞっとしてしまうが、赤子はすぐにNICUから出て母子同室になれるようになった。

まだまだ心配は尽きないが、このまま健康に育っていく事を祈るのみ。